2010年10月28日木曜日

不要、必要、その場所へ

大人の皆様へのある場所へのご招待。


 




大人とは?

定義はいろいろありますが。

社会的な関わりも持たない事の方が難しい現代において、
常に自覚を求められる事は苦痛と快感はある意味隣り合わせではないでしょうか。

自分で決めている人も少なくないですが。

苦痛と快感。

明確にとらえる事が出来るのは、その場所があるから。

時々とか毎日。

何時。

そしていつか。






様々な物事のある途中からは自分の世界。

いつでも誰でも実はそうなのではないでしょうか。

その場所へ行く方法は人によって様々。

心の場所へは歩いていけない所もあるような。

そんなときは乗り物のフォルムが意外と大事かもしれません。

皆さんは何に乗りますか?


クニト (くにと)


タイトル
『 Spaceplane Type-N 』
磁器(ニッコー株式会社提供)、磁土、FRP樹脂、ガソリンエンジン、モーター、フラッシュライト、4点式シートベルト、モニター、他

コンセプト
今の大人にとっての秘密基地とは何だろうか。居場所はどこにあるのだろうか。社会の中に居場所を持ったとき秘密基地は不要になる。そして、社会との関係から逃れるすべをなくすのかもしれない。地球を出たとき新たな秘密基地(居場所)ができるのかもしれない。
20××年、僕は宇宙船に乗り込み、新たな世界を探すたびに出た。
    ■略歴:
  • 2003年 個展(アートドラックセンター/愛知県犬山市)
  • 2007年 金沢美術工芸大学大学院 陶磁コース修了
  •       滋賀県陶芸の森アーティストインレジデンス スタジオアーティスト
  • 2010年 第13回岡本太郎現代芸術賞 入選

作品画像_クニト