2010年10月11日月曜日

時の重さ、濃度

NAPも本日最終日を迎えました。

時間はよく長さで表されますが、この10日間は時の重さ、濃度をとても意識させられます。

奈良県下およそ90カ所に展示された作品から、そして産み出した作家たちの思いが、空気にも、時にも溶け出して、会期中、日に日に濃くなっていく現代美術というエッセンス。

盆地に己の意思で閉じ込められるように漂っています。

それらが、街や人に吸収され、浸透していきますように。

いよいよカウントダウンです。

凝縮も始まりました。

NAPはどんな味がするのでしょうか。

是非一人でも多くの方に味わっていただければと願います。


NAP ツカヤマ